あなたの会社は儲かってますか?
こう聞かれて堂々と「儲かってます!」という社長さんは少ないかもしれませんが、儲かっていることはとても良いこと。
でも、儲かっていてもなぜかいつも苦しい、仕事はこなしているのになぜか儲かってる感じがしない、支払い時期が来ると「なんでお金入ってないの??」なんて思う社長さんもいるのではないでしょうか。
もしあなたがこの状態にあるなら、これはきっと「なぜかお金がないシンドローム」かもしれません。
会社が成長しはじめると起こる「売れてるのにお金がないシンドローム」
会社が伸び始めると人を増やしたり、設備を整えたり、拠点を増やしたりなど必要経費が多くなります。
これは現在の状況と今後の成長を考えたら必要不可欠な支払いなので、だめということではありません。むしろ業務効率化や自動化などで利益を生み出すことができるのであればどんどんするべきです。
もちろん、支払える余力があるから設備投資をするのですが、なぜか支払日になると口座にギリギリしかお金がない、または月半ばには充分あったはずのお金が月末には底をつき始めてるなど、儲かってるのに口座にお金がないということが起きることがあります。
実際、私もそうなりましたし、クライアントの中にもこういう状況の会社はありました。
私はこれを「売れてるのにお金がないシンドローム」と呼んでいます(ちょっと長い…)
あなたの会社もこの状態にあるなら、この1点を確認してみてください。
それは….
お金がないと感じた時に確認するたった一つのこと
それは「キャッシュの回収期間」です。
「なーんだ、そんなことか!」と思ったあなた、要注意です。
ほとんどの会社では通常は仕事を受注したタイミングで売上に計上し、入金は後日になると思います。
あなたの会社がこの方式だったとして、計上から入金までどのくらいの期間がありますか?
webサイト制作会社などでは受注で売上計上、納品後に請求書を発行して入金される流れが多いですが、この場合予定していた納品がずれればずれるほど入金はどんどん遅れてしまいます。
でも、支払いのタイミングは後回しにできませんから先に支払う形になり、口座にはお金が残ってない状況が生まれます。
結果、儲かっているのになぜかお金がない、支払いが苦しいと感じてしまう。
入金を早く、支払いは遅く
この「売れてるのにお金がないシンドローム」を脱出する方法は
入金を早くして支払いを遅くする
というビジネスの世界では基本とも言えることですが、社長自らバリバリ動く会社などでは以外と入金のことは後回しで仕事優先になることも多いです。
「なぜか苦しい」と感じるならこの入金と支払いのタイミングを確認してみてください。税理士に丸投げしているのであれば税理士にお金の流れについて聞いてみればすぐに分かるはずです。
ぜひ一度確認してみてください。
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