From:小川大輔
大宮ルミネのスタバより
昨日、友人とのランチミーティングのために車で移動中のときのこと。
前に走っていた車のリアウインドーに蛍光イエローで幅30cm、高さ10cmほどの「ドライブレコーダー後方撮影中!」のステッカーが貼ってありました。
実際、ドライブレコーダーはリアウインドーの車内上部に設置されていて緑のランプが付いているのがうっすら見えます。
(ガラスの反射と薄いスモークフィルムが貼ってあるので中が見えにくい)
ステッカー自体は蛍光色や極太書体で主張が強く、デザイン性を問われるとお世辞にもかっこよくはないです。
それでもとても目立つし、メッセージ性の強さは文句なしで少し離れたところからでもよく見えます。
普段から安全運転を心がけているので車間距離は割と多めに取るようにしていますが、それでも少し車間距離を取りたくなるほど。
うちの車(よくあるミニバンです)にも前後録画可能なドライブレコーダーを搭載しているのでこれは貼ってみても良いかも、と思いました。
全然煽られない気持ちよさ
ランチミーティング後に家に帰って仕事再開前にアマゾンで「ドライブレコーダー ステッカー」で検索すると今日見たステッカーと同じようなものが出るわ出るわ。
しかも結構な数(数百件以上!)の評価が入ってるものもあって相当売れているようです。
評価コメントも「軽自動車に貼ったら煽られなくなった」「後続車の車間距離が気持ち遠くなった気がして精神衛生的にとても良い」など高評価の嵐。
この評価を読んでいて自分も欲しくなり、そのまま購入。
翌日届いて早速ミニバンのリアウインドーに貼り、本当に煽られなくなるのか片側2車線の国道へ試走にでかけました。
左レーンを法定速度で走行、ガンガン飛ばす車が多い道路でよく大型ミニバン(ア○ファードやヴェ○ファイアとかですね)や
速そうな高級外車からかなりの確率で煽られるのですが、ステッカーの効果なのか全然煽られない!
すごいスピードで詰めてくる車もいるのですが、一旦煽り気味になった後にステッカーに気付いて急に車間距離空け始める車も沢山いました。
これには本当に感動。ステッカー買ってよかったです。
あなたのメッセージ伝わってますか?
これは集客にも同じことが言えるでしょう。
相手にメッセージが伝わっていなければ、無いことと一緒です。
あなたの車が後方用ドライブレコーダーを搭載していてもリアウインドーにスモークフィルムを貼っていれば中は見えません。
フィルムを貼っていなくてもドライブレコーダー自体がかなり小型のカメラです。意識して探さないとついてることすら見つけられないと思います。
(運転中に前方車のドライブレコーダーを必死に探す人もいないと思います…)
わかりやすく、相手が認識しやすい位置にメッセージがあることで初めてこちらの考えや存在が伝わるものです。
「かっこ悪いから営業活動したくないなー…」
「売りつけてる感が出るとお客さんがいなくなっちゃうからこっちからは売り込まない」
「必死に営業してると金ないんだなーって足元見られそう」
これは実際に私がヒアリングした会社の担当者や小規模会社の社長さんの言葉です。
もちろん、しつこい売りこみをしたり相手がいらないと言ってるものを必死に営業するのはムダなことです。
ですが、あなたの商品をほしいと思っている人は必ずいます。
マーケティングには3Mという言葉があります。
適切なメッセージ(Message)
適切な市場(Market)
適切な媒体(Media)
この3つのMが重なったところがあなたの想いが一番届き、あなたの商品を買ってくれる人・喜んでくれる人がいるところです。
ドライブレコーダーのステッカーは
「煽り運転してると録画されるよ」(Message)
「制限速度以上に飛ばす車が多い国道」(Market)
「走行中の車のリアウインドー」(Media)
この3つが揃って煽られることが減ったのだと思います。
あなたは適切な「M」にメッセージを出せていますか?
もしチラシや営業先の反応が悪いようであれば見直すいいタイミングかもしれません。
小川
PS.私がアマゾンで買ったドライブレコーダーステッカーはこちらです。
サイズはLサイズにしました。ある程度離れた時から視認できる方が抑止力が高いと思いまして。
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